「橋本郷土カルタ」であなたも”橋本の達人”に‼
こんにちは!めぐり報です!
「橋本郷土カルタ」で
あなたも“橋本の達人“に!!✨
今回は1枚目の「い」のご紹介です。
「伊勢参り 柏手高く 無事いのる」
(神明大神宮)
1. 神明大神宮の創建と祭神は?
橋本の鎮守の神明大神宮は、創建が約450年前の永禄12年(1569年)1月と伝えられています。祭神は天照皇大神(アマテラススメオオミカミ)で、「神明」とは祭神が天照皇大神(または天照大神、天照大御神)であることを示しています。
2. お伊勢の森と呼ばれたワケは?
神明大神宮は大山街道に面した橋本商店街の中にあり、古くからお伊勢参りや大山参りに行く人々が出発前に旅の安全を祈り、無事に帰った後にお礼参りに行ったことから「お伊勢の森」と呼ばれていました。
3. 境内の木について
長さ約140mある参道のまわりに、昔は樹齢400年を超す松の大木が生い茂って、昼なお暗い神域となっていましたが、昭和34年(1959年)の伊勢湾台風で次々と枯れ、後にすぐ横の国道16号線の車の排気ガスでも枯れて、往時に比べるとだいぶ木が少なくなりました。現在は行事を行ったり、子ども達が元気に遊ぶ様子を見ることができます。
なお、現在のご神木は手水舎隣にある「夫婦榧」ですが、初代のご神木は大きな杉の木で排気ガスのために枯れてしまい、大きな切り株が拝殿の奥付近の朱塗りの覆い舎の中に保存されています。ところで、この杉の木を伐採する時、幹に「丑の刻参り」の際に人形を打ちつけたと思われる五寸釘が数本打ち込まれているのが発見されたそうです。(夜中の2時頃にご神木に五寸釘を打ち込んでいる姿を想像すると、結構怖いですね
)
4. 境内にある建物は?
境内には神明大神宮(写真4枚目。拝殿、弊殿、覆い殿とその中にある本殿)の他に学問の神様、菅原道真を祀った「橋本天満宮」(写真5枚目)、大鷲神社(おおとりじんじゃ。写真6枚目)、稲荷社、神楽殿、神輿御仮屋、山車舎、社務所、手水舎があります。
5. 神明大神宮の年間行事は?
元旦祭 | 1月1日 |
どんど焼き |
1月14日に近い土曜日か日曜日 |
天満宮例大祭 | 1月25日に近い日曜日 |
神明大神宮例大祭 |
8月1日に近い土曜日と日曜日 |
八坂神社祭典 |
同上 |
七夕まつり |
8月上旬 |
七五三参り |
11月3日と15日に近い日曜日 |
酉の市 |
11月の酉の日 |
骨董市 |
毎月第4土曜日 |
約450年の間、橋本の人々と町をあたたかく見守ってくれている神明大神宮へ、あなたも一度お参りに行ってみませんか?