「橋本郷土カルタ」であなたも “橋本の達人”に!!
こんにちは!めぐり報です!
「橋本郷土カルタ」で
あなたも”橋本の達人”に!!
今回は8枚目の「ち」のご紹介です。
「地下道が できて旭中 近くなり」
1.なぜ地下道ができたの?
以前は、東橋本方面から大山町方面(アリオ方面)に行く時は、長い踏み切りを渡っていました。しかしこの踏み切りは、横浜線と相模線がひっきりなしに通る他に車庫を出入りする電車も通るので、待ち時間がかなり長い割に渡れる時間がとても短くて、渡りきる前に遮断機が下りてしまうことも多く、「開かずの踏み切り」として長い間利用者をなやませてきました。(私も自転車の後ろに乗せた息子の頭に遮断機が当たったことがあります。)
特に、通学時の旭中の生徒の混雑は大変なもので、(昭和35年〜昭和56年くらいまでは時に1学年13クラスもあるほどの超マンモス校でした。)
踏み切り付近で安全指導する、PTAの地区校外委員のお母さん達が大変苦労し、地域住民から学校への苦情もかなり多かったとのことです。
そこで、地域からの強い要望を受けて、今から24年前の平成8年(1996年)に地下道「やすらぎの道 立体」が完成し、ようやく車も人もいつでも安全に通れるようになりました。
2.「やすらぎの道立体」の名前のいわれは?
この名前は市民の公募で決まりました。
由来はドイツのロマンチック街道にある、ローテンブルク城のシュピタール門にラテン語で刻まれている銘文「歩みいる者に安らぎを 去り行く人に幸を」から来ているそうです。(日本語に訳したのは、日本画家の東山魁夷さんとのことです。)
この言葉はホテルや病院にもよくかかげられているそうですので、ちょっと気をつけて探してみると見つかるかもしれませんね。