はしもと人を発見!【2018.10月号】
商売繁盛・家内安全・招福開運
橋本大鷲神社を守る男たち
橋本大鷲神社奉賛会世話人
橋本神明神社の敷地内には複 数の神社が鎮座しているのをご 存知だろうか。
その中の一つ、大 鷲(おおとり)神社は、 今を遡ること95年前の大正 13年、
地域の活性化、商売繁盛を祈願して創建された。
総本宮は浅草の鷲 (おおとり) 神社で神祭は 天日鷲命(あめのひわしのみこと)
当初、香福寺付近に創建され たが、時代を経て現在の場所へ移り
橋本の商売繁盛、家内安全、 開運招福の神社として鎮座して いる。
そんな大鷲神社を尊び、その伝統を守り伝えているのが、
大鷲神社奉賛会世話人の方たちだ。
代表の笹野さんは、
「この神 社をずっと守っていかなきゃい けない、
その中でも大前提は商 売繁盛、家内安全、招福開運の 祈願ですね」と話す。
その言葉 は、お宮を守るだけでなく、参道の整備、鳥居の建て替えなど
長きに渡って携わってきたことや、
敬仰する気持ちと共に、橋本の商業や住民の発展を願う想いの表れだった。
そういった想いは、大鷲神社 の最大のイベント、酉の市にも 表れている。
元々酉の市とは日本武尊(やまとたけるのみこと)が東夷征討の際、戦勝を祈願したのち、
11月の酉の日にお礼参りをした故事からきていて、現在のような形になったのは江戸時 代とされている。
そんな酉の市が橋本で始まっ たのは昭和23年。
戦後の 復興を願って開催された。
八木さんは「この辺で有名な のは八王子と上溝だね」と話す。
加藤さんは「橋本も大鷲神社へ、 いかに皆さんに来て頂けるように取り組んでいます。
それが現在の奉賛会の気持ちです」「商売繁盛の神様にあやかった商店や企業の方々が、
日頃の愛顧に報いて、お客さんに楽しんで頂きたい思いでね」と話す。
そんな橋本の酉の市、敷地内 の神楽殿では一〜三の酉、それぞれに演芸などが催され、
その 周辺では橋本商店街組合の協賛 による福引や飲食の販売もあり、 勿論、熊手などの縁起物も販売 される。
また、あんどん祭りも併設され、旭小、橋本小の児童が描いたあんどんが掲出され、来場者 目を楽しませる。
大鷲神社奉賛会世話人の活動 は、神社を崇敬し守ることで地 域の人達のコミュニケーション の場も創造していた。
笹野さんは「これを護持して 守っていくことが大事だよね」と話す。
今年の酉の市は11月1日・ 13日・25日と三の酉まである。
家族、友達、恋人、仕事仲間 と訪れて、
熊手を手に子供達のあんどんを愛で、
地元芸能を満 喫してみては如何だろうか。
byまー
【橋本人を発見!街の人の心意気を見た】
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