はしもと人を発見!【2016.12月号】
〜ありがとうが巡る飲食店を目指して〜
ダイニング・ホマレ
森川 しのぶさん
恋人達がお洒落なディナーを過ごすクリスマス。
「ここ数年は恋人達を暖かく見守ってます」「去年もキャンドル、お花で雰囲気作りをしてました」
と話すのは橋本2 丁目にあるダイニング・ホマレのオーナー、森川しのぶさん。
『ホマレ』の屋号は東日本大震災の年に日本を元気付けた、
なでしこジャパンの澤穂希選手をリスペクト。
自他共に認める郷ひろみの大ファン。
毎年行われるツアー中のグリーンホール公演に必ず行くと言うほど。
そんなしのぶさん、飲食店を始めた切っ掛けが少し変わっている。
それは今からウン十年前に関わっていた介護業界が発端。
当時、過渡期にあった介護での食事事情は
「お年寄りに毎日、安く、届けられればいいのに」と思うほど、
しのぶさんの目には良く映っていなかった。
介護事情、元々の料理好きが講じ橋本台で始めたのが、
当時一般的ではなかった、定食屋からの一般向けお届け弁当の事業。
工場発信ではない少しでも暖かさのこもったお弁当をお届け出来る定食屋だった。
お店は軌道に乗ったものの体調不良により止むを得ず閉店。
その後、新たに横山で現在のホマレの前身となる店を開店し
約一年前に橋本へ移転、現在に至る。
そんな経歴の中、人との関わりには「天に向かって吐いた唾は自分に落ちる」
という座右の銘があった。
良い事も悪い事も、自分から発信した情は巡って帰って来るということ。
しのぶさんはそれを『感謝』にも見出していた。
「人が喜ぶのが好き、人の嬉しそうな顔が好き」
介護から接客業までを一貫して続けてきて、
自分を含めて「ありがとう」が巡る仕事が好きと話す。
今までの開業やライフイベントの成功には、
幾つかの人との縁と偶然の重なりがあって成し得ていると感じている。
実際にホマレのスタッフにはすごく恵まれていると笑顔で話す。
その姿はしのぶさんが人との繋がりを大切にしてきた証に見える。
ありがとうが巡る店を目指すホマレは、橋本での新し
い繋がりをもたらすのかもしれない。
byまー
【 めぐリンクVIDEO】
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