100年以上前のものが見つかる!?-橋本仲町自治会-

こんにちは❗めぐり報です🥁

お囃子には欠かせない小太鼓。

イメージ

 

 

ご覧の通り、表と裏から皮を締めることで太鼓の良い音が奏でられます♪
そしてお囃子では、小太鼓は親と子の2つがワンセットになっている。

 

この度、橋本仲町自治会ではこの小太鼓の修理をしました。
ボルトを外し、皮を外し…

いよいよ胴だけになりました。

しかし、この胴の内側にすごいものを発見してしまうのです!

 

 

『東京浅草 聖天町 太鼓師 宮本卯之助 製 一』

この太鼓の製作者が記してあったのです!!

東京浅草の聖天町は現在の浅草7丁目あたり?
『太鼓師』とあることから、宮本卯之助さんが作ったのか?

浅草の宮本卯之助商店は昔は太鼓店として創業している。
その後、明治26年に4代目宮本卯之助さんが浅草聖天町に店を構えている。
と、いうことは、、、
この太鼓は4代目その人のお手製ということなのだろうか??
謎は深まるばかり。。。

 

一は1の太鼓ということだろう。

そしてさらに、もう一つの太鼓には!?

 

『東京浅草 聖天町 太鼓師 宮本卯之助製 大正二年 七月』

なんとこの太鼓の制作は大正2年ということが発見されました!
大正2年といえば、1913年。2022年の現在から遡ること109年!

あの森永ミルクキャラメルが発売された年!

 

ボルトも1本1本手作りされていたのでしょう。
その形に味を感じざるを得ません。

 

丁寧に組み立て直して、大正製の太鼓を未来に繋いでいきます。

 

 

そして、この先の100年、200年と受け継がれていくと同時に、橋本のお祭り文化も未来へ繋がっていきますように!!