「橋本郷土カルタ」であなたも “橋本の達人”に!!『や』

こんにちは🤗 めぐり報です❗️

「橋本郷土カルタ」であなたも
“橋本の達人”に✨

今日は29枚目の「や」のご紹介です。

「やりました 残暑にめげず テープきる」
  (橋本町民運動会)

 

 

 

 

 

1.橋本町民運動会の歴史は?

橋本町民運動会は、橋本公民館が開館した昭和25年(1950年)の11月3日に、第1回目が旭中学校の校庭で開催されました。
参加者は、橋本公民館区の橋本・宮上連合自治会の地域住民です。
(現在は橋本が10、宮上が11の計21の自治会が参加しています)

 

当時、このあたりは農村地帯だったため、農作業が終了する11月に運動会が開催されていました。
競技の内容は今と違って、100m走や1500m走の他に砲丸投げや走り高跳びなどの、本格的な陸上競技が中心だったそうですpastedGraphic.png
役員も青年団や旭小学校の教員などが中心になって盛大に開催されていたとか…。

また、婦人会による仮装行列はかなり本格的で人気があったようです。

 

運動会の様子は今とはだいぶ違いますが、今より娯楽の少なかった当時、町民運動会は橋本地区の住民にとっては大きな楽しみの1つで、皆こぞって参加したとのことです。

 

2.現在の橋本町民運動会の様子は?

現在の橋本町民運動会は毎年、まだ残暑厳しい9月の第2日曜日に、旭中学校の校庭で開催されています。
まず橋本鼓笛隊の演奏に合わせて計21の自治会が入場行進をしてスタートです。
旭中学校の校庭にそれぞれの自治会のテントがずらっと並ぶ様子は壮観で、これから始まる楽しい1日への期待が高まります。

 

競技は昔と違い、幼児から高齢者までが参加しやすいような種目がたくさんあり、全部で13種目あります。

中でも盛り上がるのが『大縄跳び』『むかで競走』『障害物リレー』などで、特に『大縄跳び』は何日も前から熱心に練習してくる自治会もあり、熱い闘いになります。

そして何と言っても一番盛り上がるのが『自治会対抗年齢別リレー』です。

残念ながら中高生などの10代の参加が少ないのが課題です。

たまに「昔、陸上部だった」中高年の方が、久しぶりに思い切り走ってアキレス腱を切ったり…pastedGraphic_1.png
なんていうことがありますので、くれぐれも無理をせずに安全に楽しんでくださいね。

同じ自治会の人はもちろん、他の自治会の人とも知り合うことができる、橋本地区の住民達が親交を深める楽しい行事が、橋本町民運動会です。

 

2020年は他の行事同様、新型コロナウィルスの感染予防のため中止になりましたが、2021年はどうでしょうか?
開催できるといいですねpastedGraphic_2.png

 

 

★今回の参考文献は?

  • 『50年のあゆみ  橋本公民館創立50周年記念誌』(同記念事業実行委員会 編)
  • 『「橋本郷土カルタ」で巡る橋本の歴史と文化』(井 上研一 著)
  • 橋本地区自治連だより 第 32号』(橋本地区自治会連合会 編 )

旭中学校:橋本1丁目12−15