「橋本郷土カルタ」であなたも “橋本の達人に”!!『ゑ』
こんにちは🤗 めぐり報です❗️
「橋本郷土カルタ」であなたも
“橋本の達人に”✨
今回は43枚目の「ゑ」のご紹介です。
「絵のような 夕焼けバックに 山浮かぶ」
(橋本の夕景)
25枚目の『ゐ』に続いて、最近あまり見かけない字の『ゑ』
「ウェ」と発音し、わ行の「え」になります。
ひらがなの『ゑ』の元になった漢字は『惠』の草書体で
カタカナの『ヱ』の元になった漢字も同じく『惠』が変形されたものだそうです。
この『ゑ』は、絵(ゑ)、声(こゑ)、梢(こずゑ)、礎(いしずゑ)などの和語に使われていました。
このカルタでも使っている『いろはうた』の『ゑひもせす』は『酔いもせず』です。
『ゑ』『ゐ』は『歴史的仮名遣い』と呼ばれ、明治6年(1873年)の『小学教科書』に採用され一般に広まりました。
余談ですが、私の大正生まれの祖母達からの手紙には『ゑ』『ゐ』はもちろんのこと、
「~せう…~しょう」
「けふ…今日」
「さふですね…そうですね」
「ありがたふ…ありがとう」
「さやうなら…さようなら」
「てふてふ…ちょうちょう」
など歴史的仮名遣いが満載で かなり鍛えられたので、明治・大正の文豪の作品を読む時におおいに役立ちました。
その後昭和21年(1946年)には『現代仮名遣い』が公布されて
『ゑ』と『ゐ』はすべて『え』『い』に書き換えられました。
こども達とカルタ大会をする時には、必ず馴染みのない『ゑ』『ゐ』の説明をしてから始めるようにしています。
(たいてい「何これ~、見たことない~こんな字あるの~」と言われます)
橋本の駅周辺には高層マンションやビルが建ち並んでいますが、北口すぐのミウィ5階のインナーガーデンからは、南西部と西側にいくつかの山の連なりがよく見えます。
南西部には、一番左で端正な三角形の姿を見せる大山(1252m)を始め
遠くに薄青く霞む塔ノ岳(1491m)、丹沢山(1567m)、蛭ケ岳(1673m)などの丹沢山塊を見ることができます。
また、西側には高尾山(599m)や城山(375m)などがあります。
(こちらは残念ながら、どの山がどれか、私にはわかりにくいですが…)
夕焼けに浮かぶ山のシルエットは、空気が澄んでいる秋から冬が一番きれいに見えますが、これからの季節でも夕焼けが美しい時に、ミウィの5階やマンションのベランダなど、少し高い所から楽しんでみて下さい。
特に南西部左端の大山はとてもわかりやすいので、夕陽に浮かぶシルエットが一番印象的です
(カルタの絵札の左端の山です)
なお、またまた余談ですが、ミウィの5階からは旧相原高校跡地のリニア駅工事の様子がよく見え、その変貌ぶりに驚かされます
変わっていく様子を写真に撮りに来ている人を時々見かけます。
街はこうやって猛スピードでどんどん変わっていきますが、ずっと太古の昔から変わらない姿を見せてくれている山並みを見ると、自然と気持ちが落ち着きます。
橋本はとても便利で暮らしやすいだけでなく、自然がたくさん残っていて毎日たくさんの山並みを見ることができるのが、いい所だな~と改めて実感しました