橋本人を発見!【2015年4月号】
(有)ミートショップ寿々木 代表取締役 鈴木 博 氏
手を抜かないミートショップ
ドーベルマン一筋45年
なぜドーベルマンにハマったのか聞いてみると、
「格好良さ!」と答えるのは フォレストショッピングセンターはしもとの中にある
ミートショップ寿々木の社長、鈴木博さん。
(公社)日本警察犬協会東日本ドーベルマンクラブの部長。
品評会では日本チャンピオンを輩出。日本では有名なスーパークイーン犬舎だ。
日本のドーベルマンは欧州にはまだまだ追い付いてはいない。
それは動物の海外渡航には手続きに時間がかかり、
交配元になる良質な欧州の犬が中々入って来ない上に、何世代もかけて交配させていくからだ。
日本チャンピオンをオーストリアへ連れて行き
そのクラス世界3位の犬と交配させた事もある。 非常に手間がかかる。
しかし鈴木社長はそこに決して手を抜かない。
その手を抜かない姿勢はミートショップ寿々木にも表われている。
店は角の焼鳥コーナーや店内の商品棚側から加工風景が全て見える。
この『見える』事こそが手を抜いていない証なのだ。
精肉技術では歯に詰まるような肉は出さないし、
飼料まで把握し、自らの舌で味を確かめ、 美味しい肉しか出さない。
『見える』には見せられる裏付けがあり、その裏付けは『信頼』へと繋がる。
取材中、鈴木社長が店に立った際、
来店中の御夫人が「今晩、すき焼きにしたいのだけれど、どんなお肉がいいかしら?」と尋ねた。
今では疎遠になった昔ながらの買物風景、『対面販売』だ。
「お金を出す以上は満足して頂けないと…をモットーにしている」の言葉に信頼感が増す。
鈴木社長が精肉店を始めた平成元年当時、
映画館の所にはユニー、ホテルを挟んで 横のマンションにはヨーカドーがあった。
ショッピングセンター付近は商売の激戦区だった。
そんな中、商店街の推薦で店を出した鈴木社長は「あんな所に個人が店を出しても一週間で潰れる」と言われていた。
しかし今年で27年が経つ。
その秘訣は「自分の肥えた目で確かめた肉を売らないと…」と言う鈴木社長の対面販売による信頼の賜物だろう。
献立を伝えオススメの肉を教えてもらう。
オススメの肉を聞いて、献立のアドバイスを貰う。
大型スーパーでは決して経験の出来ない、そんな買物を体験してみては如何でしょうか。
byまー
Spin-off episode〜【橋本人を発見!街の人の心意気を見た】brought to you by めぐり報〜