こんな所に歴史あり【2018.4月号】
春、入学シーズン到来。
橋本の各地にある小学校でも
初々しい新入生の姿を見かける季節です。
そ んな橋本の小学校の歴史は、明治5年の学制領布による
相原正泉寺に「益進学舎」
橋本瑞光寺に「本然学舎」
東橋本蓮乗院に「養麟学舎」の開設から始まります。
その後、明治35年に各村の学校を統合。
現旭小学校の場所に尋常高等相原小学校が創設されました(翌年に旭小学校と改名)。
相原には第一分教場(現相原小学校)
小山には第二分教場(現向陽小学校)が置かれ
3年生までは分教場、
4年生からは本校へ通学していたようです。
昭和初期の子供達は、1クラス約50人。
授業は男組、女組に分かれて行っていました。
太平洋戦争末期には校舎の8割が陸軍に徴用され、
子供達は近くの農家を借りて授業をしていたという記録があります。
戦後は人口増加に伴い、昭和23年に第二分教場
昭和25年には第一分教場が独立します。
そして、昭和49年に橋本小、同54年に宮上小、
同62年に当麻田小が分離独立しました。
こうした遍歴は
子供達への教育に対する大人達の努力が伺えるのではないでしょうか。
これは未来へ引き継いでいきたいものです
byまさし
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