さいじき【2015年4月号】

“ワシントンの桜”…仕掛人の元へ帰った先は…

相模原と言えば、春を感じさせてくれる桜祭り。多くの人で賑わう市役所通りの桜並木は相模原では有名だ。

市役所通りの桜

市役所通りの桜(2015.3.31現在)

その相模原から遠く離れたワシントンD.Cのポトマック河畔でも時期を同じくして、桜が咲き誇る桜祭りが盛大に開催されている。
ポトマック河畔の桜とは、「日米友好の桜」として100年以上前に当時の東京市からワシントンD.Cに寄贈された桜の苗木が育ったもの。
しかしその桜に相模原との関係があったと知っている人は少ないのではないか。
1885年に提案されていたポトマック河畔への日本の桜植樹計画。しかし実現までは26年の月日を要する事になる。
転機は1909年、当時の大統領婦人が興味を示た事で計画は現実化へと動きだした。

尾崎咢堂記念館

尾崎咢堂記念館

そして、1912年3020本の桜の苗木は無事にワシントンへ届けられる。
この時に、日本側で計画を実現させた人が、当時の東京市長、尾崎咢堂。
そう、この人こそ相模原市緑区の出身なのだ。

100年の時を経た今でも春のポトマック河畔を彩る日本の桜。

2012年には100周年を記念し「里帰り桜」としてワシントンから東京へ苗木が贈られた。
その一つが相模原市緑区の又野にある“尾崎咢堂記念館”に植樹されている。

植樹された桜の木

植樹された桜の木

長い時を経て、日米友好を育み帰ってきた桜。
今年は記念館にて100年のロマンと儚き桜を重ねてみてはどうだろうか。

 by さち

~【さいじき】brought to you by めぐり報~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です